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年金っていつからもらえるんですか?

年金っていつからもらえるんですか? 2022年4月に大きな改正があって、年金をもらい始める時期が変更になりました。 今までは60歳から70歳までで選べましたが、それを5歳のばして、 60歳から75歳までで選べる ようになりました。 竹田忠解説委員は経済、雇用、社会保障が専門。 経済部記者時代には通産省 (当時)や大手総合商社、IT業界などを担当し、世界10か国以上の雇用現場を取材。 2012年から始まった、医療・介護・年金・子育ての充実を目指す「社会保障と税の一体改革」を担当。 なんで年齢をのばしたのですか? 実は、年金は、働き方とものすごく密接な関係があります。 この改正も、 70歳就業法 とセットで行われました。

なぜ年金は年齢をのばしたのですか?

なんで年齢をのばしたのですか? 実は、年金は、働き方とものすごく密接な関係があります。 この改正も、 70歳就業法 とセットで行われました。 2021年4月に施行され、働く意欲のある社員が70歳まで働けるように支援することが企業の努力義務となった。

国民年金と厚生年金の違いってなんですか?

これは国民年金も厚生年金も共通です。 なのでその主婦の方が自分で保険料を納めて 国民年金に一定期間入っている場合 、または自分では一度も保険料を納めていなくとも、 夫が厚生年金に入っていて、その夫に扶養されている場合 には (いわゆる国民年金第3号被保険者)、通常は わずかな期間でも働いた分だけ厚生年金がプラスでもらえることになります。

年金のことは、ちゃんと納めますか?

何が言いたいかというと、実は年金のことは、 年金のことだけを考えても仕方がない ということです。 「ちゃんと納めましょう」とか「追納しましょう」ということは、それ自身は大事なことです。 でも、人口減少や低成長や低賃金が続く限り、年金の水準は今よりも厳しくなっていきます。 それが問題の根底にある気がします。 もっとみんなが働きやすくなって、若い人たちがこどもを産み育てやすい社会になって人が増えて、消費が活性化して、もう少し幸せが感じられるような社会になれば、国は豊かになって、年金も減らずにすみます。 非正規の差別をなくし、男女の格差を是正し、貧困問題に本気で取り組み、少数者や個人が尊重される社会になってほしいです。

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